2017-08

苦く不思議な想い出 - 2005.02.13 Sun [ edit ]

実は私は犬を飼うのは初めてではない。私が小学3年の頃に仔犬を飼っていた。
当時私は家庭の事情で父と祖父との3人暮らし。今で言う鍵っ子といったところかな。父も祖父も土建業で帰宅が遅く私は暗くなるまで友達と遊び、夜は父か祖父が帰宅するまで家で一人だった。
ある日、友達の家の犬(多分雑種だったと思う)が出産し、その子供を見せて貰った。当時はまだ犬を飼っている家庭は少なく、野良犬もあちこちにいた時代。
私はその仔犬が欲しくて友人の母親に頼んで1頭譲ってもらった。多分生後1ヶ月ちょっとだったと思う。勿論父、祖父には無断、育て方も何も知らなかった。

部屋の中で仔犬と遊ぶ生活が3~4日続いたかな。結局犬を部屋で飼っている事が祖父にバレてしまい、玄関先に置く事になってしまった。
季節は秋から冬に入る寒い時期だったと思う。雪こそ降っていなかったものの、北海道のこの季節は朝晩とても冷え込む。
私は仔犬の身を案じ、バスタオルで仔犬を包んでダンボールの中で寝かせた。でも次の朝、仔犬は舌を出したまま冷たくなっていた・・・

生後1ヶ月程の仔犬を寒い玄関先で飼い、死なせてしまった事はずっと忘れる事はできなかった。そんな気持ちがあって「将来は死なせてしまった仔犬の為にも犬を飼いたい」と思っていた訳だが、昨年遂に念願叶ってコロンを迎える事が出来た。コロンはあの時死なせてしまった仔犬の生まれ変わりだと私は思っている。幼くして私に命を奪われてしまったあの仔犬の分までコロンには長生きして欲しい、大切にしてあげたいと思っている。

亡くなった仔犬はゴミ袋にミルクなどを一緒に入れて裏庭に埋葬した。
しかし、私が裏庭だと思っていた場所は裏のお宅の畑だった。当然ながら小学生だった私は誰の敷地かわかっていなかった。
裏の家の人が仔犬を埋めた場所を耕していたので「そこに仔犬を埋めた」と伝えると、当然の様に叱られ掘り起こす事になった。

埋葬に使ったビニール袋とミルクを入れてあげたカップは出てきたのだが、肝心の遺体は骨は愚か被毛すら出てこなかった。埋葬してから1ヶ月ちょっとしか経っていなかった筈なのに何も出てこなかった。
裏のおじさんに「本当に埋めたの?死んでたの?」と聞かれたが、私は確かに埋葬した。これだけは今でも不思議でならない。

この事が記憶に強く残っているので、余計にコロンはその仔犬の生まれ変わりだと思えて仕方ない。

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://colon426.blog28.fc2.com/tb.php/179-220bce14
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

久々の画像更新 «  | BLOG TOP |  » 久々の耳掃除&シャンプー

ブログ内検索

管理用

プロフィール

Black

Author:Black
 微妙な世代のサラリーマン。
 相方と愛犬の3人暮らし。

最新記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

リンク

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる